WEBサイト全体のデザイン・レイアウトで気をつけるユーザビリティとは

Webサイト制作で大事なのは、訪問者にそのサイトの目的・ゴールまで興味を持って誘導する事。そして目的に基づいて行動をしてもらう事になります。
 
その大前提として、訪問してきたユーザに「使いにくい!」っと嫌われてしまっては全く意味がなく、せっかく訪問してもらったユーザをそのまま帰らせてしまうので、とてももったいない事になります。
 
そのような事がない様にするために考えなければいけないのがユーザビリティです。
 
ユーザビリティといっても幅が広く、さらに細かく伝えようとすると多岐にわたりますので、ここではパッとサイトに訪れたユーザに嫌われないための「サイト全体のデザイン・レイアウト」のユーザビリティについて整理してみたいと思います。
 

1)サイト全体でデザインの一貫性を持たせる

img_usability_layout01これは簡単な事ですが、出来ていないサイトも多いかもしれません。
一貫性とは、全ページ同じ様なレイアウトにするという事です。
 
例えば、TOPページのロゴの位置を決めたら、その他のページも同じようにする。
グローバルナビゲーションの位置、項目が決まったら他のページも全て同じにするということです。
 
簡単ですよね。

TOPページを見ていて、次にグローバルナビゲーションの項目に興味を持ったのでクリックしたら、次のページでグローバルナビゲーションが無くなっていた、、、ロゴも表示されないのでTOPページに戻れない、、、なんて、、
 
ちょっと極端ですが、そのようなページも実際に存在していたりします。

 

2)会社名とロゴは全ページに設置する

これは必要ですね。
ランディングページなどの1ページのみのページであれば無い場合もありますが、その場合でもフッター部分には会社名ガ入っていたり、ロゴを入れたりする事は必要です。
 

3)会社名とロゴからトップページへリンクを貼る

確実にリンクを貼りましょう。
多くの人が「ロゴはTOPページにリンクしている」っと認識しています。
そのつもりでクリックしてみたときにTOPページにリンクしなかった時のストレス、ショックは結構大きいです。
 
本当に簡単な事ですが、インターネットのユーザは「超」が付くほどせっかちなので、そのようなユーザの気持ちになってデザイン・レイアウトを考えましょう。
 

4)Fの法則を意識する

Fの法則をご存知ですか?
これは有名なお話ですが、雑誌や書籍、WEBサイトを見るときにユーザは自然とこの法則に則って視線を動かしています。
それに「Zの法則」と「Fの法則」というものがあり、WEBサイトでの視線の動きが「Fの法則」と言われています(雑誌や書籍での法則が「Zの法則」)。
 
下記のようなヒートマップの図を見た事はありますか?
赤いところほど多くのユーザが長い時間見ている部分になります。
img_usability_layout02
 
Googleの検索結果での図になりますが、
通常のWebサイトでも同じ事が言えます。

そのためユーザによく見てもらいたいものは、
左上に配置するのが良いと言われています。
 
このような視線の動きを意識して、
ユーザが求めているものを配置してあげる事により
WEBサイトのユーザビリティが高まります。

いかがでしたでしょうか?
簡単な事ですので、WEBを構築する際はワイヤーフレームを作成する段階から意識しおくようにしましょう。


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