よくこのような質問を頂きます。
ユーザにとって使いやすいWEBサイトの横幅はどのくらいだと思いますか?
WEBサイト制作作業を行う人の使っている画面は、閲覧だけを行う一般のユーザが使っているモニターよりも大きめなことが多いのです。以前このブログでも書いたように、画面が複数ありより大きい方が作業効率が高いためですね(圧倒的に作業効率をアップさせる方法)。
そのため、実際に使っているユーザが、どの程度の画面を使っていて、制作するWEBサイトがどの程度の横幅であると、ユーザに取ってみやすいものになるのか、、その辺りの感覚を把握していない制作者が多いのです。
今回はユーザにとって使いやすいWEBサイトのサイズについて、その決定方法や最近の主流を整理致します。
使っているモニターサイズにもいろいろあります。
最近徐々に一般のユーザのPCのモニターも大きくなりつつあるかと思いますが、実際には下記の様なサイズのものが多いようです。
このようなサイズがあるし、そのサイズに名称がことを把握しておく程度で良いと思いますが、このようなサイズのうち最近のノートパソコンなどでは「1280 × 800」や「1366 × 768」などが多いと言われています。
実際に使っているモニターのサイズを調査
WEBサイトを見て頂けるユーザに取って使いやすいサイズとは?っと考えたときに思い浮かぶのは、本当に実際に使っているユーザの画面サイズはどの程度か?が分れば話は簡単です。
でもそれをどのようにして調査するのか、、、
これも簡単。
GoogleAnalytics(グーグルアナリティクス)などの無料のツールで、その実際のサイズを把握することが可能です。
GoogleAnalyticsの場合「ユーザー > ユーザー環境 > ブラウザとOS」から確認可能です。
私のブログの場合「1366 × 768」が最も主流でした。
最も大きなサイズでは「2560 x 1440」なんてものもありました。
この辺りの数値も考えた上で、横幅を決めると良いですね。
実際に見ている人が多いブラウザーサイズの全体の5%以上あるものは、確実に考慮した方が良いでしょう。
有名なサイトはどのくらいのサイズ?
多くの人が使っているであろうWEBサイトを参考にするというのも良いでしょう。
実際に国内で多くの人が使っている「Yahoo!JAPAN」などはどの程度のサイズか?
測ってみたところ、横幅は「950px」でした。
日本国内でこれほど多くのユーザ、年齢層も多岐にわたるサイトもないと思いますので、このようなサイトが実際に採用しているサイズを参考にすると、ユーザビリティ的にも良いサイズと言えると思います。
ランディングページなどではファーストビューも考慮しよう!
横幅も重要ですが、そのページに目的を持たせて、より効果の高いページを目指すランディングページなどでは、縦の高さも重要です。
ファーストビュー(アバブ・ザ・ホールド:スクロールしないでも見える位置)にユーザに行動してもらいたい目的のものも見えるようにしておきましょう。例えばメルマガ登録フォームや、購入ボタン等のことです。
これまでの調査結果から、ページの上部から600px程度の位置に表示させることが出来ると良いですね!
このような点も考慮してページのサイズを決めて、より効果の高いページを作られているかチェックしてみましょう。
コメント
“最適なWEBサイトの横幅は?” への1件のコメント
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