モロッコの砂漠地帯。山羊飼いの少年が試し打ちで発射したライフル銃の弾が観光バスの中のアメリカ人女性を直撃し、事件は国際社会に思わぬ波紋を投げかける。「モロッコに反米テロ組織があるのでは?」「使用されたライフル銃の出所は?」等々が取りざたされ、肝心の被害者とその夫は砂漠地帯からの救出の遅延にいらつく。事件に遠くつらなる東京の父子家庭、そして狙撃された女性とその夫の留守を守るメキシコ人ベビーシッターなどがそれぞれに抱えるドラマが展開され、国際問題とはかけ離れた人間模様が明らかになっていく。
人が違えば、生まれた場所・国が違えば、人種が違えば、いろいろな問題があるんだね。ってことを再認識ししました。
モロッコでは、テロの問題や、旅行者なので言葉の問題、
アメリカではメキシコからの不法入国者の問題、
日本では、、、障害を持つ者の悩み、親子関係のコミュニケーション不足問題
1つの銃が使われた事故(犯罪)からいろいろな人の人間模様が絡んだ作品でした。
しかし菊池凛子は高校生としてはチョット歳がいき過ぎでしょ
実際は地球上でつながってるようでも、言葉の問題、人種の問題などで実際はつながることができない。ってことでバベルなのね。バベルの塔のような高層ビルに住む狩猟好きの男があげた銃が、いろいろな人の平和な生活を壊したってことでもバベル!
見ている時は「この映画何なんだろう。。。」と思ってたけど、いろいろなサイトでレビューを見て、ようやく深さがわかった気がします。
【作品データ】
●2006年【米・仏・メキシコ】 上映時間:143分
●監督
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
●キャスト
ブラッド・ピット(男優) リチャード
ケイト・ブランシェット(女優) スーザン
ガエル・ガルシア・ベルナル(男優) サンチャゴ
役所広司(男優) ヤスジロー
菊地凛子(女優) チエコ
アドリアナ・バラザ(女優) アメリア
エル・ファニング(女優) デビー
クリフトン・コリンズ・Jr(男優) 国境警備員
マイケル・ペーニャ(男優) ジョン(国境パトロール員)
二階堂智(男優) ケンジ
小木茂光(男優) 歯科医
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